めまいについて
●天井や壁がグルグルまわる感じや平衡感覚がなくなったりする回転性めまい。
●フワフワする、フラフラすると浮いているような、頭や体が揺れている、歩くとふらつく浮動性めまい。
●立ちあがった時にクラッとしたり、長時間、立っていたりして目の前が暗くなるような立ちくらみ(眼前暗黒感)のめまいの症状あります。
代表的なめまい
- メニエール病
- 良性発作性頭位めまい症(BPPV)
- 前庭神経炎
- 偏頭痛性めまい
- 加齢性平衡障害(持続性平衡障害)
めまいの9割は耳に原因があるということがわかってきていますが、しかし耳に影響する根本的な原因は何か?
耳の構造は外耳・中耳・内耳の3つに分けられ、めまいを引き起こす原因は内耳にあり、内耳には平衡機能を司る部位、なかでも前庭器(三半規管と耳石器)が体のバランスを司る平衡感覚の働きをしています。
左右のどちらかの耳の前庭器の機能が不具合が生じ、平衡機能の左右差がめまいやふらつきが起こる原因になります。
平衡機能について
3つの器官が重要な役割をしています。
- 目・視刺激 目から受け取る情報
- 耳・前庭刺激 耳から受け取る情報
- 足の裏・深部感覚刺激 体から受け取る情報
3ヵ所でバランスの情報を受け取り小脳に伝達し、情報をまとめて大脳からの指令により体のバランスをコントロールしています。
3つの内1つの不具合がでるとバランスのコントロールが乱れ、平衡感覚に異常が出るわけです。
病院の検査で原因がわからない。
なぜ?耳や脳の検査をして異常がなかったのにめまいやふらつきが起きるのか
- 骨格の歪みや頭蓋骨、顎関節の歪みが原因
- 内蔵機能の低下による循環が悪くなる
- ストレスによる自律神経のバランスが乱れる
によるめまいを引き起こす原因になります。
体の骨格の歪みによる頭蓋骨や頸椎(首の骨)の歪みで肩こり・首のコリの症状もでやすくなったり、目や耳の内耳にも影響が及び、内耳の平衡機能を司る部位、前庭器も不具合がでる原因のひとつになります。
めまいの他にこのような症状の場合は病院の受診をおすすめします。
(脳出血、脳梗塞、脊髄小脳変性症、脳腫瘍など)
・激しい頭痛やけいれんや意識がなくなったことがある。
・物が二重に見えたり、手足の先、くちびるのシビレ感。
・顔半分、反対側の体半分、あるいは全身半分の感じがおかしい。
・手足に力が入りにくかったり、物が見える範囲が狭くなったり、暗い部分がある。
一般的な病院の治療は
処方薬で抗めまい薬・ビタミンB12製剤・脳循環改善薬・脳循環改善薬(末梢性めまいや乗物酔いの薬)など。
生活習慣の指導などを行い経過治療(めまいが治る期間待ち)になります。
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ボディケアMakinoでございます。